Vol.158 いまさら? ハイブリッドの波

イタリアやフランスにプリウスが入ってきてからもう10年は経つだろうか…。
ようやくという感じで真打ちとも言える人気車種500のハイブリッドがいよいよ路上にデビューするようだ。

おりしもコロナ騒ぎが始まる頃に試乗会などがあったせいで、なかなか霞んでしまった感があるが、ようやくという感じだ。

ただしプリウスから想像するものとはかなり異なるマイルドさで(なんちゃってともいう)、通常のエンジンモデルに対してのCo2排出量は3割減程度。燃費も公称では25km/lくらいのようだ。

 

 


積極的にエンジンを休ませるといった感じのハイブリッドなので、0/100km加速も14秒を切る程度の普通のもの。気になるお値段はというと、

もっとも廉価なバージョンのPOPで11,600ユーロ、ちょいとおしゃれかスポーティなLoungeとSportが13,100ユーロ。その上の若めなStarとRockstarが14,600ユーロとなり、おそらくイタリア以外の各国で扱われるかもしれないLaunch Editionで15,600となっている。

日本円にすると140万〜200万といった感じか。
実際、イタリアでは優遇減税というか環境補助みたいなカタチで4000ユーロ近くの補助金がでるので、まあまあお得かな。

 

※街の真ん中で会いましょう! というコピーだが、ハイブリッドやEVのようなローエミッション車しか都市中心部にアクセスできないというイタリアの現実が読み取れる。

 

でも、それならより走行できる場所が増えるEVバージョンを待つ人もでるのでは?
ただ、充電がなあ…。

まだまだ自動車のエンジン問題は続くようだ。
それより、このパンダのほうが見た目的にも気になるのは私だけだろうか?

 

それではまた近々。

 

A prestissimo!!